
アパートに住んでいると、毎週のように建売りのチラシが投函されます。
地元の工務店がばら撒いていたりするケースが多いかと思いますが、
まあビックリするくらい安い!!
私の住む地域は田舎なので、調整区域の土地が多めです。
なので、
- 土地90坪以上!
- 駐車場2台完備!
- 4LDK!
- 月4万~!
みたいなのがゴロゴロ掲載されています。
しかも、150万円値下げしました!
とか、
今の家賃と比べてください!
とか。
魅力的なワードがたくさん並んでいて購買意欲が湧きますよね。
今回は、そんなローコスト住宅の特徴をご紹介するとともに、あなたがローコスト住宅を買うべきなのかを考えるきっかけとして読み進めてください。

ローコスト住宅が安い理由

ローコスト住宅とは、その名の通りすごく安い家です。
建売りであるケースがほとんどですが、安い理由は以下です。
- 材料費が安い
- 広告費が安い
- 仕様が安い
材料費が安い
家づくりに「コスパ良し」は存在しません。
コストをかけた分だけ良いものが作れる、それが家づくりです。
コストが安いということは、それ相応の材料しか使っていないのです。
ここでいう材料とは、木材や断熱材、外壁や屋根材といった住宅性能に直結するものを指しています。
広告費が安い
大手メーカーのように、大々的にCMを行うといったことはほとんどありません。
大体が、チラシやラジオCM程度に抑えられています。
また、モデルハウスすら建てない業者さんもいるので、その分お客さんに還元できるようにしているみたいですね。
仕様が安い
仕様とは、キッチン・お風呂・トイレ・フローリング材・玄関ドアなどの設備が低グレードのものにすることでコストを抑えていたりします。
また、間取りもシンプルなものが多く、いたって普通のお家感が漂います。
ローコスト住宅の特徴

住宅性能に期待してはいけない
上述しましたが、材料費をとにかく抑えているので住宅性能に期待してはいけません。
耐震性能
建築基準法に抵触しない住宅の条件さえ満たしていればいいので、
震度7に1回耐えられればOK。
2回目は保障しません。
そんな住宅も存在するので気を付けてください。
断熱性能
断熱性能とは、室内の快適温度がどれくらい維持しやすいかだと思ってください。
ローコスト住宅は断熱性能が低いです。
断熱性能が低いと、エアコンをガンガンにつけておかないと快適になりません。
エアコンを止めると、すぐに不快な温度になってしまいます。
一生住める家ではない
家は、時間の経過とともに劣化していきます。
そして、ローコスト住宅は木造であるため、年月をかけて木材が反ったり曲がったりしていきます。
耐震性能もどんどん低下しますし、歪んだ木材ですき間ができ、断熱性能もどんどん低下していきます。
10年も住めれば、次を考えたほうがいいものも多いです。
トータルコストを考える
そうはいっても、やはり安いってのは一番のメリットにもなってきますよね。
メンテナンスをしていけば、住み続けることも可能では?
なんて思う人もいるかもしれないです。
ローコスト住宅に住むなら
トータルコスト
これを考えてからにしたほうがいいですよ。
トータルコストとは、あなたが一生かけて住宅に支払う金額のことを指します。
トータルコストの中には、以下の3つが当てはまります。
- ランニングコスト
- メンテナンスコスト
- 建築コスト
ランニングコスト
家は建てたら終わりではなく、生活していくのにも光熱費がかかりますよね。
とくに、電気代。
冷暖房は、今や使わない家庭が無いくらい異常気象ですからね。
新築時には気付きにくいでしょうが、断熱性能が低いローコスト住宅では、このランニングコストがかなりかかってきます。
数千円の差かもしれませんが、それが30年とか続くとかなりの差になります。
メンテナンスコスト
住宅には保証期間というものが設けられています。
これは、メーカーや工務店ごとに保証している年数に違いはありますが、ローコスト住宅の場合はこの期間がけっこう短いです。
大体は10年保証じゃないでしょうか。
しかも5年目で有料メンテをしなきゃいけないという条件付きだったり。
5年ごとに有料メンテを行って最大で20年まで保証ってのが一般的だと思います。
メーカーが10年しか保証しないってことは、それがその住宅の寿命ってことですよ。
大手メーカーなんかは、60年保証を謳ってます。
建築コスト
その名の通り、最初に支払うコストです。
このコストが安いのがローコスト住宅の特徴です。
逆にハウスメーカーだとここが1.5倍くらいの値段になってきます。
しかし例えば20年後に建て替えるってなった場合、また新たに建築コストがかかることになります。
それだったら、最初から一生住める家買ったほうが安上がりって考え方もあります。

ローコスト住宅を選ぶ理由

生活環境で選ぶ
例えば、小さい子どもがいてアパートでの生活が大変だったり。
小さい子を面倒見ながら近所迷惑にならないように生活していくのは、相当にストレスが溜まります。
だったら、同じくらいの支払いで一軒家を購入したほうが、心が快適になりますね。
建て替え前提で選ぶ
今と20年後のライフスタイルが一緒とは限りません。
というか、20年も経てば必ず変化は起きます。
今から20年前に、誰がこんなに大地震連発すると想像できたでしょう。
雨が災害レベルになるなんて想像しませんよね。
この先20年後も同じです。
今ではありえないような、現象が起こるかもしれません。
そのタイミングで、その時代に合った住宅を手に入れるため、今はローコスト住宅にしておくのも一つの手かもしれません。
ただ、20年で建て替えとなると、ローン返済金額も高くなると思います。
大体今は35年ローンが主流ですからね。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
ここで紹介したローコスト住宅の特徴は、目安としてご理解いただけますと幸いです。
私が紹介したような全てにおいて最低スペックの住宅は、そんなにありませんよ。笑
断熱性能に力を入れている工務店であれば、ローコスト住宅でも大手メーカーと同じくらいランニングコストを抑えられる場合もあります。
ただ、全てにおいて高性能なローコスト住宅は存在しません。
各業者ごとに力を入れている部分が違いますので、ご自身の考えに合う業者さんと出会えることが、マイホーム計画の第一歩となります。
とはいえ、メーカーや工務店を1軒1軒周っていたら膨大な時間を費やします。
下記のサイトから1度の入力で一括資料請求ができます。
mochiieというサイトです。
他の記事でも述べましたが、私がメーカーを決めるまでに費やした期間はなんと2年です。笑
子どもが産まれる前から、休日を全て展示場めぐりに充てていました。
いちいち住所だの職業だの家族構成だの希望だの書かされて…
希望なんて具体的に決まってなかったですし。
今思えば、無駄な時間をたくさん過ごしたと感じます。
ネットで一括資料請求ができるなんて知りもしませんでした。
- 展示場での時間をロスしないで済む
- 入力項目は選択式なのでカンタン
- 信頼されているメーカーや工務店のみをピックアップしている
- 利用実績2万件以上の信頼性がある
- 具体的なイメージが無くても大丈夫
- 逆にこだわりが強い人の期待にも応えられている
- 気になるメーカーや工務店には来場申込もできちゃう
とくに、ちゃんとしたメーカーを選ばないと安さだけのハリボテ住宅になってしまう恐れもあります。
信頼されているメーカーのみをピックアップしているのはありがたいです。
これなら、スキマ時間で見比べてられて、目星が付いたら来場申込もカンタン。
ピンポイントで展示場という無駄のない時間の使い方ができます。
ぜひともお役立てください。
下記は木造住宅について詳しくまとめた記事になります。
是非、参考にして下さい。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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