
平成30年の交通事故件数は43万件オーバー。
届け出がない事故も多数あるので、それを考えるともっと多く発生しているのが現実です。
もし自分が交通事故を起こしてしまった場合、何をどうすればいいかわかりますか?
もし交通事故に巻き込まれてしまった場合、損をしないためにどうすればいいかわかりますか?
この記事では、交通事故に直面した場合の立ち回りを解説していきます。
ぜひ最後までお付き合いください。
交通事故を起こしてしまった場合

事故の続発防止
交通事故を起こしてしまった場合、まずは車を空き地や路肩などの安全な場所に移動させましょう。
その場で放置してしまうと、他の車との2次災害が発生する恐れがあるので気を付けてください。
車を移動させたら、エンジンを切りましょう。
交通事故ではガソリン漏れなどの恐れがあるので必ずエンジンは切るようにしてください。
負傷者の救護
一刻も早く救急車を呼びましょう。
交通事故の衝撃は、見た目ではわからないダメージを負っていることもあります。
最悪の結果になる前に、できる限りの応急救護処置を行ってください。
このとき、負傷者をむやみに動かさないように気を付けてください。
骨折や内臓破裂などがある場合、悪化させてしまう恐れがあります。
ただ、後続事故の恐れがある場合には、移動させることもやむを得ません。
出来る限り安静を保って移動させたいので、協力者を多く募ってください。
応急救護処置について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
警察官への通報
警察官への通報は、救急車を呼んだあとで大丈夫です。
とにかく人命優先。
警察官への通報は必ず行ってください。
事故現場から少しでも離れてしまうとひき逃げになりますので、血迷わないように。
交通事故の被害者になった場合

警察官への報告
交通事故の被害者になった場合、たとえケガの程度が軽かったり無傷であったとしても必ず警察官への報告はしてください。
ここで報告を怠ってしまうと、交通事故の証明ができなくなります。
後々、やっぱり病院代がかかったときなどに損害保険の請求をする際、交通事故証明書が受けられなくなってしまい不利に働きます。
必ず警察官へ報告するようにして下さい。
医師の診断を受ける
もし頭部に衝撃を受けたときなどは、たとえ外傷が無かったとしても必ず病院に行って医師の診断を受けてください。
たとえそのときに痛みや違和感が無かったとしても、後遺症として後々現れることがあります。
手遅れにならないように気を付けてください。
相手の本人確認
後日、相手とやりとりをするためにも相手の身元確認をすることは重要なことです。
このとき、相手の言っていることを鵜呑みにしたり、相手が渡してきたメモなどを信用しないようにしてください。
相手は自己の責任を逃れるべく、嘘を付くケースがけっこう多いです。
- 免許証
- 車のナンバー
これらは本人確認にかなり役立つ情報ですので、写真に残しておきましょう。
交通事故を目撃した場合

負傷者の救護など
交通事故現場では、一人でも多くの協力を必要としています。
野次馬で終わるのではなく積極的に協力してください。
通報・AEDの手配・現場の交通整理・応急救護などやることはたくさんあります。
ひき逃げ車の確認
ひき逃げ車を確認した場合には、車の車種や色、ナンバーなどといった車の特徴をしっかり記録に残しておきましょう。
記憶しているだけでは、時間の経過とともにあいまいな情報となりやすいです。
写真やメモにすぐ残せるのがベストです。
火災防止に気を付ける
現場付近ではガソリンが流れ出てたり、積み荷に危険物がある場合があります。
このような状況で、タバコを吸ったりするのは大変危険です。
当人はもちろん、野次馬のなかにも注意を向けてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
実際、自分が交通事故を起こしてしまった場合、冷静に事故現場で立ち回れる方は少ないでしょう。
普段からのシミュレーションが大切ですが、一番はやはり事故を起こさない運転を心掛けることでしょう。
交通事故は、運悪く起こるものではありません。
運転者の油断と不注意が招くものです。
交通事故を起こさない運転について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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