薄毛に悩む人
湯シャンって効果があるのか知りたい。ニオイとか清潔感は大丈夫なの?効果があるならやってみたいので、正しいやり方についても教えてほしい。
そんな悩みにお答えします。
この記事を書いているぼくは、シャンプーをやめて1ヶ月が経ちました。
ただ、結論からいうと、1ヶ月で髪の毛が増えるようなことはありません。
それでも1ヶ月続けているってことは、それなりに効果に期待できているってことです。
この記事では、ぼくがこれまで試行錯誤してきた湯シャンのテクニックを余すことなくご紹介していきます。
【湯シャンの効果】1ヶ月、シャンプ―をやめた感想
まずは、ぼくの1ヶ月の湯シャン記録をダイジェストでご紹介。
ちなみに期間は1月5日から2月4日までの1ヶ月間です。
1ヶ月の湯シャン記録
- 2日目 ⇒ ニオイなし・ボリュームUP
- 5日目 ⇒ ニオイなし・頭皮がかゆい
- 2週間後 ⇒ ニオイなし・フケが出る
- 1ヶ月後 ⇒ ニオイなし・トラブルなし
現在もすこぶる調子いいです。
そもそも「湯シャンを始めよう」と思った理由
ぼくはいま32歳ですが、20代にくらべてヘアスタイルのセットが決まらないという悩みを感じていました。
なんとなく髪の毛が細くなったような、やわらかくなったような感じ。
ふだん、Kindle Unlimitedで本を読みまくるのが趣味のぼくです。
そこに【「髪の毛を増やしたいなら」今日からシャンプーをやめなさい】という本があったので無料だったから読んでみました。
本の内容は、ぶっちゃけ「超参考になる!」とは思わなかったけど、著者は湯シャンを始めて4ヶ月で髪の毛が生えたらしい。
読んでみたいなら、こちらから無料で読めます。
ものは試しということで、ぼくもチャレンジ。
湯シャン2日目 ⇒ 髪の毛がボリュームUP
髪の毛が増えたとは思わなかったけど、“髪の毛のボリュームが増した” という感覚は2日目から感じていました。
シャンプーにくらべて皮脂の残り方がちょうどいいんだと思います。
湯シャン5日目 ⇒ 頭皮がかゆくなる
5日目にもなると、頭皮がかゆく感じることが多かったですね。
今思えば、完全に湯シャンのやり方をミスってただけなんですけどね。笑
そうとは知らず、間違った湯シャンをまだしばらく続けることなります。
湯シャン2週間後 ⇒ おっきなフケが出始める
妻に言われるまで気付きませんでした。
写真を撮ってもらったら、驚愕…!
グロいので、見たい方はこちら。
頭皮も赤味がかってて、あまり良い状態とは言えませんね。
ここで初めて、湯シャンのやり方について見直すことにしたのです。
湯シャン1ヶ月後 ⇒ 頭皮の状態が改善されました
正しい湯シャンを取り入れてから2週間経ち、頭皮の状態はかなりいい感じです。
- 頭皮の赤味は消えた
- フケも出なくなった
- 頭皮のニオイはしない
- コシの強い髪の毛になった
これが、1ヶ月湯シャン生活をしたぼくの感想です。
とくにコシの強い髪の毛になったのがマジでうれしい!
「髪の毛に元気が出た!」って感じがしました。
この調子で湯シャンを続けていけば、今よりもフサフサになれるんじゃないかって希望が持てました。
湯シャンの効果【3つのメリット・2つのデメリット】
1ヶ月、湯シャンを続けてきて感じたメリット・デメリットはこちら。
【湯シャンの効果】3つのメリット
- 実はニオイ問題が解決する
- 化学物質を使わないから肌荒れしない
- シャンプー・コンディショナー代がかからない
こんなところがメリットだなーと感じました。
シャンプーには界面活性剤が使われている
界面活性剤は、油汚れを落とす効果がとても強いことから、シャンプーだけでなく食器用洗剤にも含まれているんですよね。
そんな界面活性剤入りのシャンプーを使うことで、頭皮の皮脂をすべて落としてしまうんです。
皮脂って汚れでしょ?すべて落としてくれるなら問題ないんじゃないの?
皮脂には、頭皮を感想や刺激から守る “バリアのはたらき” もあるんです。
だから適度に残っているほうが良いんですよね。
皮脂を落としすぎると悪臭の原因に…!
- 皮脂をゴッソリ落とす
- バリアが無くなり緊急事態
- からだが皮脂を過剰分泌する
- 過剰な皮脂を雑菌がエサにする
- 繁殖した雑菌が頭皮の悪臭を発生させる
意外に思うかもしれませんが、”シャンプーしている方が皮脂が多い” ということになります。
シャンプーには肌荒れしやすい成分が多い
- ラウリル硫酸Na
- ラウレス硫酸Na
というような、刺激の強い成分が配合されているシャンプーは多いものです。
肌が弱い人だったり、乾燥しやすい人はシャンプーが原因で肌荒れを起こしている場合もあるってこと。
シャンプーをやめることで髪の毛は元気になる
肌荒れの原因にもなっているシャンプーをやめることで、頭皮は本来の健康な状態を手に入れることができます。
健康な頭皮なら、健康な髪の毛が育つってことですね。
ぼくが1ヶ月の湯シャンでコシの強い髪の毛を手に入れられたので、わりとマジだと感じました。
シャンプー・コンディショナー代がかからない
地味にうれしいメリットですね。
育毛ってお金がかかるのが一般的なのに、湯シャンは逆にお金が手元にあまる育毛法なんです。
ひと月で考えると微々たる差ですけど、チリツモですね。
【湯シャンの効果】2つのデメリット
- 湯シャンは時間がかかる
- ヘアワックスなどが使えない
人によっては、デメリットに感じないかもですね。
でも、ぼくにとってはデカいデメリットです。笑
湯シャンの効果は「じっくり洗い」で発揮される
ぼくはここをミスったので、フケがでたり、頭皮が赤くなったりしちゃったんです。
湯シャンは、最低でも10分かけて洗う必要があります。
シャンプーとちがって “油汚れを落とす力が弱いぬるま湯をつかう” ので丁寧にじっくり時間をかけて洗わないと逆効果!
油汚れを落とす力が弱いので、ヘアワックスなどの油分は落としきれません。
どうしてもスタイリング剤を使いたい場合は、その日だけシャンプーするのもアリだと思っています。
湯シャンの効果を得るための正しいやり方
湯シャンは一歩まちがえると、ただの不潔な人になりかねません。
ここでしっかり正しいやり方を知っておきましょう。
- 入浴前にブラッシングする
- 35~38℃のぬるま湯で10分洗う
- かならずドライヤーを使って乾かす
とくに難しくはありませんね。
それぞれにポイントを説明します。
入浴前にブラッシングする
これがまあ男性は習慣がないんじゃないでしょうか?
ぼくだけ?笑
ブラッシングで髪の毛をとかすことで、
- ホコリや皮脂がおちる
- 湯シャンがしやすくなる
こういった効果が得られます。
ブラッシングしとかないと、洗い残しがおきちゃうおそれが…!
ちなみにぼくが使っているブラシがこちら。
妻にプレゼントしたものを、今では夫婦そろって使っています。笑
どんなに天パがヒドい髪の毛もスルスルっとほどけていく “魔法のブラシ” が謳い文句のイギリス生まれのタングルティーザー。
使用感が気になるなら、こちらの記事をどうぞ。
35~38℃の「ぬるま湯」で10分洗う
皮脂は、35℃以上で溶けるそう。
なので35℃以上のぬるま湯で湯シャンするのがおすすめです。
ぼくは41℃のお湯でシャワーを浴びるのが好きだったんですけど、頭皮に負担をかけるみたいなので注意してください。
節水シャワーヘッドを使うのがおすすめ
10分もシャワーを浴びてると、水道代が気になりますよね。
まぁ、風呂桶にお湯くんで、頭つっこめばいいんでしょうけど。
姿勢がキツイので、ぼくはシャワー派!
そこで節水シャワーヘッドの出番です。
ぼくが使ってるのはこちら。
最大で70%節水できる優れモノ。
水圧も手元のスイッチで調整できるので、わりと万人ウケするシャワーヘッドだと思っています。
使用感が気になるなら、こちらの記事をどうぞ!
シャンプーブラシを使うのがおすすめ
ぼくもそうなんですけど、わりと男性って力強くゴシゴシ洗っちゃいがち。
爪なんか立てた日には、頭皮はもうボロッボロっすよ!
シャンプーブラシなら、シリコン素材なので頭皮を傷つけずに洗い上げることができます。
ってか、指で洗うよりも抜群に気持ちいいので、マジでクセになりますよ。
100均にもシャンプーブラシは売っていますが、ブラシがちょっと硬くてぼくには合いませんでした。
自然乾燥はNG!かならずドライヤーを使いましょう
ドライヤーする時間がめんどうなので、自然乾燥しちゃってた時期がぼくにもありました。
濡れた髪の毛は、キューティクルが開いている状態になるそう。
- 髪の毛がパサつく
- 切れ毛や枝毛になる
- 髪の毛のツヤがなくなる
- 雑菌が繁殖してニオイの原因になる
自然乾燥による時短のウラには、これだけのデメリットがあります。
ドライヤーを使ってパリッパリに乾かすようにしましょう!
ちなみに、ぼくが使っているドライヤーはこちら。
サロン級の仕上がりになるので、値段のわりに満足しているドライヤーです。
まぁぼくよりも、妻が気に入って使っていますね。笑
使用感が気になるなら、こちらの記事をどうぞ。
最後に:ボディソープも見直すタイミング
シャンプーだけでなく、ボディソープにも界面活性剤が配合されています。
乾燥肌でカラダがかゆくなったり、肌荒れに悩んでいるならボディソープも見直したほうがいいですね。
うちで使っているのは、lovecakeっていうオーガニック石鹸!
もともとデリケートゾーン専用石鹸として使っていたんですけど、今はボディソープの代わりとして使っています。
使用感が気になるなら、こちらの記事をどうぞ!
というわけで以上です。
0コストで実践できる増毛法を試してみてはいかがでしょうか。