

「家庭でできる節水方法ってどんなのがあるだろう?」
「節約の実感を得られる方法が知りたい」
そんな悩みにお答えします。
この記事の内容
この記事を書いている私は、マイホームで家族3人暮らしをしています。
毎日洗濯を1~2回はまわしますし、湯船にも毎日浸かります。
もともとひと月の水道代が4,000円オーバーだった我が家ですが、今ではひと月2,200円くらい。
年間にすると2万円くらいの節約効果を得ています。
そんな我が家で実践している効果のある節水方法をご紹介していきます。
ぜひ、最後までお付き合いください。
節水効果を実感できる方法5選

- トイレは小で流す
- 食洗機を導入する
- 湯船のお湯は必要量
- 洗濯は湯船の残り湯を使う
- 節水シャワーヘッドを購入する
詳しく解説していきます。
トイレは「小」で流すべし

普段なにげなくトイレの水を流している人は多いものです。
「小」と「大」を気にして使い分けていますか?
当たり前ですけど、「小」と「大」で使用する水の量は違います。
一般的なトイレの場合
- 「小」→約6リットル
- 「大」→約8リットル
ちょっと驚きますよね。
流すのって一瞬なので、まさか「大」で8リットルも使っているなんて思いませんでした。
これを知ってからは極力「小」で流すように心掛けています。
よっぽど古い型のトイレでなければ、ぶっちゃけ「小」でも問題なく流れてくれます。
「小」と「大」で約2リットルもの差があるわけです。
トイレを利用する頻度は人それぞれですが、毎回「大」で流していたら1日でもかなりの差が生じますよね。
ちなみに最新のトイレなら、さらに節水効果が高いです。
最新トイレの場合
- 「小」→5リットル以下
- 「大」→約6リットル
ちなみに1990年代ごろまでは、1回流すのに約13リットルも水を使うタイプが当たり前だったみたいです。
家を建てて20年以上経過しているなら、お宅のトイレも対象かも。
最新のトイレなら節水効果も高められますし、お手入れもしやすい構造になっています。
長い目でみて、トイレをリフォームするのもアリかもしれませんね。
食洗機は手洗いよりも節水効果が高い

我が家でもマイホームを建てたときに導入した食洗機。
ぶっちゃけ最高です。
もともと料理をするのは好きなんですけど、食器や調理器具の後片付けが超絶大っ嫌いでした。
一人暮らしのときは食器洗いを3~4日サボったせいで、マグカップにカビが生えたことも…。
そんな食器洗いを勝手にやってくれる画期的なアイテム。
水道代や電気代が高くなりそうとは思っていたんですけど、全然そんなことなかったです。
なんなら水道代に関しては手洗いよりも安上がりになるというデータもあります。
手洗いの場合、食器に付いた泡を落とすのに流水ですすぎますよね。
手際よくやったとしても、意外と大量の水を使っていたりします。
食洗機の場合、1回の食器洗いで使う水道代は約2~3円と激安。
食洗機を活用するメリットは以下の通り。
- 手洗いより衛生的
- 水道代の節約になる
- 自分の自由時間を作れる
私の場合、なにより自由時間を確保できるのが非常に嬉しい。
食洗機のおかげで、ブログ活動の時間も生み出せているわけです。
これからマイホームを建てる方は、絶対に食洗機を導入したほうが良いと思いますよ。
すでにマイホームを持っている方は、ビルドインの食洗機を工事して取り付けるのもアリですが、置き型の食洗機も販売されています。
コストは掛かりますが、毎月の節約と自由時間を少しでも確保したい方にはおすすめです。
私が使っている食洗機の詳しい感想は以下の記事にまとめています。
湯船のお湯は必要量

湯船には一般的に160~200リットル程度のお湯を使うみたいです。
相当な量ですよね。
湯船に浸かったとき、お湯があふれ出たりした経験はありませんか?
また、なみなみまでお湯を溜めていませんか?
トイレの水と同様に、気にしていないけど実は相当な量の水を無駄にしている倍があります。
お湯を溜める量は肩が浸かる程度でOKです。
使うお湯の量が減れば、水道代だけでなく電気代やガス代の節約にも繋がるので見過ごせません。
最近の湯船は節水効果を高めるために、形状の工夫が凝らされています。

浴槽の中に段差を設けることで、余分な湯量を抑えることが可能です。
実際、肩まで浸かりたいときにはフットレストとして活躍してくれますし、段差に腰掛ければ半身浴も楽しめます。
また、小さいお子さんが座るのにもちょうどいいんです。
うちにも3歳の息子がいますけど、いつも段差側に座って遊んでいますね。

「今使ってる浴槽に段差なんてないのよね」
「どうにか節水効果を高められないかな?」
そんな方におすすめの方法がこちら。
- 家族で一緒に入る
- 2ℓボトルを敷き詰めて体積確保
我が家も3人で一緒に入浴します。
湯張りも最低湯量で、一見少なそうに見えます。
それでも3人で入れば溢れるくらい。
正確に測ったわけではありませんが、おそらく一般家庭の半分以下の湯量だと思います。

「湯船に浸かると200ℓも水を使うなら、僕は一生シャワーでいいです!」
「短時間のシャワーなら超節約できそうだし!」
確かに短時間のシャワーなら、湯船を溜めるより節約になるかもしれませんね。
ただ、シャワーだけの入浴は健康的におすすめできません。
湯船にしっかり浸かった方が、疲労回復や良質な睡眠がとれるようになります。
健康はお金で買うことが難しいので、日々の積み重ねが大切です。
生産的な人生にしていくためにも、ここをケチることはしない方が良いでしょう。
洗濯は湯船の残り湯を使おう
洗濯をまわすときに、使う水の量も結構多いものです。
設定次第ではありますが、大体40~50リットルくらいが一般的でしょうか。
ちなみにこの水量は、1回で洗濯槽に溜まる水量を指しています。
つまり、初期設定のまま40リットルで設定した場合は「洗いで1回」「すすぎで2回」合計120リットルの水を使うことになるわけです。
すすぎを1回に設定すれば、合計80リットルですね。
これを1日に1~2回行っていれば、相当の水を使っていることがわかりますね。
ここでおすすめしたいのが、「洗いだけ湯船のお湯を使う」ということ。
メリットは3つあります。
- 単純に水道代の節約になる
- お湯で洗う方が汚れが落ちやすい
- すすぎは水道水なので清潔を保てる
我が家の場合は、湯船に浸かったとき追い炊きをして一気に温まります。
その後、アツアツの湯船のお湯をそのまま洗濯に使うという流れ。
浴槽には100リットルくらいのお湯が溜まっているので、「洗い」に使うお湯はMAX量で洗い上げます。
すすぎは水量を落として、節約節約…。
こんな感じですね。
洗濯に関してもうひとつ。
洗濯物を減らしましょう
単純な話、洗濯物が多くなるほど使う水の量も多くなります。
余計な洗濯物を出さなければ、それも節水に繋がります。
我が家で実践しているのは、バスタオルを廃止したこと。
お風呂で身体を拭くのも、全てフェイスタオルです。
バスタオルって無駄に大きいので、1枚でも圧迫しますよね。
しかも買うと高いし。
こういった工夫で、洗濯物の体積を減らすと節水に繋がっていきます。
これはおすすめですので、ぜひ試してみてください。
節水シャワーヘッドはマストアイテム

ご家庭のシャワーヘッドが純正品のままだったら、まず真っ先にシャワーヘッドを交換しましょう。
節水シャワーヘッドは、絶対損をしない節水のマストアイテムです。
昔、テレビのバラエティ番組でこんな話がありました。

「シャワーはこまめに止めましょう」
「1円玉を流し続けているようなものですよ」
1円玉を流し続けているというワードに衝撃を覚えました。
それからは、シャワーを出しっぱなしにするのを極力やめて、こまめに止水するようにしました。
でもやっぱり冬場の寒い時期には、シャワーを止めると途端に寒くなりますよね。
節水シャワーヘッドなら、使う水量がそもそも少なくなるように設計されています。
根本的な解決をしてくれる素晴らしいアイテムなんです。
ただ、節水シャワーヘッドはピンキリです。
1,000円ちょっとで買えるものから、2~3万円するものまで売られています。
もちろん、安すぎるシャワーヘッドは節水効果もそれなり。
しかし、高ければ高いほど節水効果があるというワケでもないみたい。
我が家で愛用しているのは6,000円のシャワーヘッド。
特徴は以下の通りです。
- 最大70%の節水効果
- 手元に止水スイッチが付いている
- ハード水流とソフト水流の使い分けが可能
- もともとのシャワーヘッドより水圧が強くなる
控えめに言って優秀。
節水70%は、かなり大きいですね。
実際、我が家の水道代が毎月1,000円安くなりました。
節水シャワーヘッドは、初期投資でお金がかかる節水方法です。
しかし、毎月1,000円の節水効果を得られるなら、簡単に元は取り戻せます。
我が家で使っているものなら半年で元が取れ、それ以降は毎月1,000円の貯金ができるようなもの。
たまりませんね。
我が家で愛用しているシャワーヘッドはこちら。
こちらのシャワーヘッドを使った詳しい感想を記事にしています。
最後に:節水効果はバカにできない

都道府県、市町村で水道料金に差があるはご存知でしょうか?
同じ量を使っているのに、支払いに2倍も3倍も差がつくケースがあるようです。
隣町でも水道料金が違うって、なんか悔しいですよね…。
幸い私が住んでいる町では、べらぼうに水道料金が高い設定ではありませんでした。
そんな我が家でも、少しの工夫と実践で年間1万円以上の節約に繋げることが出来ています。
電気やガスは業者を乗り換えるだけで毎月の出費を安くすることができます。
しかし、水道料金は住んでいるエリアで固定されてしまいますからね。
というワケで以上です。
毎月の水道代に頭を抱えている方に、今回ご紹介した方法が参考になれば幸いです。
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