「二種免許が欲しいんだけど、できるだけお金はかけたくないなぁ。」
「なるべく安く二種免許を取る方法が知りたい。」
そんな悩みにお答えします。
✔この記事の内容
- 二種免許を最安費用で取得する方法
- 免許費用は数万円のキャッシュバック制度がある
この記事を書いている私は、現役の教習所教官です。
教習所にも、代行運転をするために二種免許を取りに来られる方や、定年に備えてバスの免許を取ろうと考えている人が、年々増えています。
二種免許を教習所で取ろうとすると、普通二種免許(タクシーなど)でもだいたい25万前後とかなりの費用がかかってしまいます。
大型二種免許(バスなど)に関しては、今お持ちの免許の種類にもよりますが、20万~50万くらいは費用がかかると思っておいた方がいいでしょう。
未来への投資とはいえ、かなりの大金です。
この記事では、そんな大金を払わなければ取得することができない二種免許を、できるだけ安い費用で取得できる方法について詳しく解説していきます。
ぜひ、最後までお付き合いください。
二種免許を最安費用で取得する方法【プロ解説】
免許を取得する方法として、自動車教習所に通って取得するというのが一般的。
実際、新規免許取得者の90%以上が、教習所を卒業しています。
ただ、免許を取得するという点において、教習所ではなく運転試験場(免許センター)で試験だけを受けるという選択肢もあることをご存知でしょうか。
「免許センターって免許を更新するためだけの施設だと思ってた。」
特に若い方は、このような印象をお持ちの方が多いでしょう。
教習所は、免許センターで行うべき試験を代行している施設です。
全員が免許センターで免許を取るってなったら、とても人数をさばき切れないですからね。
この章では、免許センターで試験を受けた場合の免許取得までの金額と流れについて解説していきます。
試験場なら最安約4万円で二種免許が取れます
免許センターで一発試験を受ける場合、かかる費用は次のとおり。
- 申請手数料…4,800円
- 車両使用料…2,850円
- 免許の交付手数料…2,050円
これだけです。
免許の交付手数料は、教習所を卒業された方も必ず支払わなければならないので、実際は7,650円が1回あたりの試験料金だと考えてください。
それと試験に合格したあと、指定の施設(お近くの教習所など)で二種免許に関係する講習を受けることが義務付けられています。
それが以下のとおり。
- 旅客者講習…18,600円
- 応急救護処置講習…8,400円
これらが、二種免許を取得する際に絶対的にかかる費用のすべてです。
合計すると、36,700円!
すべて一発で合格できたなら、4万円でお釣りが返ってくるほどの費用で二種免許を取得することができちゃうのです。
「確かに4万円で二種免許が取れるのは超魅力的だけど、そんなにうまいこと合格できる人なんているの?」
実際には、一般の人が普通に受験して全部を一発クリアするのは至難の業と言えるでしょう。
なにせ、教習所のように慣れたコース、慣れた車両で試験を受けるわけではありませんからね。
また、試験官の採点意識は教習所の教官に比べて圧倒的に厳しめです。
なぜなら教習所の検定では、これまでの教習を通じて安全教育が伝えられていますので、検定本番はそれを確認する程度の作業です。
しかし免許センターの一発試験では、受験者がどの程度の知識や技術を持っているのかわかりません。
試験官は、受験者が免許を取得したあとも安全運転を続けてくれるかどうかを、限られた時間のなかで見極める必要があります。
「たまたま試験では上手くできた」で合格はもらえないことだってあるんですよね。
だからこそ教習所で免許を取る人の方が圧倒的に多いのです。
「そこまで言われると一発試験を受けるという選択肢が無謀に感じてきたんですけど…。」
安心してください。
それほど難しいとされる一発試験をクリアする方法は、このブログですべて解説しています。
すべてを一発でクリアするのは難しいかもしれません。
しかし、2回目、3回目で合格することは射程圏内に捉えることはできるでしょう。
なんなら1回の受験料が7,650円なので、普通二種免許であっても30回くらい受験したとしても教習所よりも費用が安い計算となります。
とはいえ、1回の受験料7,650円も決して安い金額ではありません。
当ブログでは、皆さんが1回でも少ない受験回数で試験に合格できるよう情報発信していますので、他の記事にも目を通してみてください。
最安で取得するための具体的手順
さて、ここからはできるだけ安い費用で二種免許を取得するために、どんな準備をしておいた方がいいのかを詳しく解説していきます。
学科試験への対策方法
おすすめの対策方法は2つあります。
- 当ブログで基礎知識学習
- 問題集を使って実践的学習
✔当ブログで基礎知識学習
当ブログでは、現役の教習所教官である私が、交通ルールに関する最新情報を分かりやすくまとめて解説しています。
学科テスト対策にもなるように、テストに出題されやすいポイントを見やすく解説していますし、年々厳罰化していく交通ルールをいち早く把握するためのツールとしても活用できます。
車の運転で罰金を取られるほど、無駄な出費は無いでしょう。
↓のリンクから学科対策カテゴリーに飛べますので、ぜひご活用ください。
✔問題集を使って実践的学習
市販されている問題集を使うのは、試験対策としてかなり効果的。
なぜなら、ひっかけ問題の出題傾向がわかるから。
「本当はルールをちゃんと理解していたはずなのに、ちょっとした言葉の言いまわしに引っかかって、ミス回答をしてしまった…!」
教習所の試験でも、こういった理由で惜しくも不合格になっている人はけっこう多いです。
ルールを正しく理解できていれば、問題に正解できるとは限らないということですね。
「問題文を解く」という実践的な練習をしておかなければ、単純な言葉の引っかけ問題などに対応できないというわけです。
(なにか例え)
二種免許の学科試験では、一種免許の知識(一般的な交通ルール)も出題されます。
なので一種と二種の両方を対策している問題集を使うのがオススメ。
そこで、私がオススメするのがこちら。
こちらの問題集だけで5回分の過去問を解くことができます。
5回分と聞いて少なく感じる人もいるでしょう。
しかし、学科試験とは「運転者としての最低限の知識が身に付いているか」を確認する場です。
すっごいマイナーな、ほとんど実用的じゃないルールなんか出題されることはありません。
よって、過去5回分とはいえ約500問を収録しているこちらの問題集で十分事足ります。
問題の内容には一種学科の内容も含まれていますので、これ一冊だけでも十分に試験対策はできるでしょう。
お値段も1,000円ちょっとなので免許取得費用で考えたらだいぶ安いです。
試験に落ちてしまって、またお高い受験料を支払うことを考えたら安い投資だと思います。
✔中古本は買わないように
道路交通法はちょくちょく法改正がなされているので、中古本だと新しいルールに対応していないケースがあります。
買うなら新品がおすすめ。
もしくは、当ブログで現行ルールを確認してみてください。
技能試験への対策方法
技能試験の対策って聞くと、多くの人が「試験課題の通過方法」とか「ちゃんとした運転方法」に目を向けることでしょう。
もちろんそれも重要です。
それ以外にも対策しておいた方が良いポイントがあります。
- 緊張への対策
- 練習場所の確保
✔運転対策は当ブログで十分可能です
当ブログでは、学科試験対策だけでなく各種免許の課題クリア方法や正しい運転方法を詳しく解説しています。
教習所で検定も担当する私が、試験官目線で解説していますので参考になると思いますよ。
✔緊張への対策方法
緊張は運転試験の大敵とも言えます。
過度な緊張は、本来の実力を発揮できませんからね。
教習所の検定でも、練習では上手に運転していた人が、試験に限ってミスをしてしまうことは多々あります。
私も免許のほとんどを一発試験で取得しました。
また、教官として検定員として何度も何度も警察官を相手に試験をおこなって、資格を増やしていきました。
私はかなり緊張するタイプで、緊張には何度も悩まされてきましたが、そんな緊張への対策方法も当ブログで解説しています。
心理学に基づいた方法で、私も実践して効果を感じた方法です。
試験前にでも、ぜひ覗いてみてください。
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✔練習場所の確保
普通二種免許であれば、自分の車を使って練習することも可能でしょう。
しかし、大型や中型バスともなると、それなりに車両の特性やサイズ感に慣れていないとなかなか試験に合格するのは難しいでしょう。
ヘタな鉄砲数撃ちゃ当たる戦法では、合格まで途方もない道のりになっちゃいます。
ともなれば練習場所の確保は必須。
そこでオススメしたいのが、運転免許練習場での練習です。
ただし、練習場で練習をする際に事前に知っておいてほしいこともあります。
まぁぶっちゃけデメリットと言えるでしょう。
- 費用は数万円単位で発生する
- 練習場の教官はベテランで高圧的
金額は各施設によってバラバラですが、入所金に1万円、1時間の練習が1万円くらいが相場ではないでしょうか。
また、全員というわけではないですが、教官は高圧的な態度をとる人が多いです。
わからないから練習に来ているのに、それで怒られるというイヤな思いをするかもしれません。
少しでも嫌な思いをしないために、1時間でも早く技量を習得して余計な出費をしないために、当ブログで予備知識をしっかりと身に付けておくと良いでしょう。
練習場は各都道府県にあるわけではないものの、金額に見合った収穫は必ずあります。
- 試験課題のコツを実際に練習できる
- 教官から直にアドバイスを受けられる
当ブログで様々なアドバイスはしているものの、実際にあなたの運転を見てはいません。
多くの人が、「自分は出来ている」と思い込んでいます。
それを客観的に判断してもらうのに、練習場でのアドバイスはかなり効果的です。
お住まいの都道府県に練習場がある場合、免許センターの試験車両で練習できる可能性もあります。
手探りで試験を受けるよりも圧倒的に合格率は上がるので、少ない回数で合格を狙うなら、ぜひとも練習場を利用してみてください。
資金面での対策方法
「予算の問題もあるから、なるべく少ない回数で合格しないと…。」
「でも予算を気にしていると、それもそれでプレッシャーだよなぁ…。」
一発試験で二種免許を取りたい人の大半が、こういった考えをお持ちでしょう。
自分の実力試しのために、費用がいくらかかってもいいから合格まで頑張ろう!というモチベーションで受ける人は超希少キャラだと思います。
そこで、費用面でも対策方法があるのでここでご紹介します。
言ってしまえば、軍資金を稼ぐ方法です。
その方法が、自己アフィリエイトという方法。
「え!?アフィリエイト!?」
「詐欺っぽいし怪しそうなんだけど…。」
アフィリエイトを怪しがる人はまだまだ多いですよね。
ですが、アフィリエイトはほとんどの企業が採用している超まっとうな広告ビジネスです。
✔アフィリエイトとは
アフィリエイトとは、成果報酬型広告のこと。
通常の広告であればテレビや雑誌、電車の中などに広告を出すだけでお金がかかります。
商品が売れようが売れまいが、お金がかかってしまうのです。
しかしアフィリエイト広告は、企業側は無料で広告を出すことができ、商品が売れた場合に費用が発生するというとっても無駄のない広告システムのことを言うのです。
「アフィリエイトってそういう意味なんだ。全然勘違いしてた。」
「じゃあ、自己アフィリエイトってなに?自分で広告出すの?」
✔自己アフィリエイトとは
アフィリエイトで紹介されている商品を自分で購入し、そのときに発生する広告収益を企業からいただくという方法です。
実際にお金を払う商品もあれば、無料でできる自己アフィリエイトもあります。
例えば、
- 資料請求系
- クレジットカード発行
- 無料お試しキャンペーンの利用
こういったものに登録するだけで、数千円~数万円の報酬を受け取ることができるのです。
他にも自己アフィリエイトのなかで無料で稼げるサービスはたくさんあります。
振り込まれるまでに大体2ヶ月くらいの期間がかかりますが、確実にお金を手にすることができるのでおすすめです。
すぐに5万円くらいは稼げるので、試験6回分くらいの軍資金にはなりますね。
ガチれば20~30万稼ぐことも全然射程圏内です。
自己アフィリエイトのやり方について詳しく知りたい方は、こちらの記事へどうぞ。
免許費用は数万円のキャッシュバック制度がある
一発試験がどうしても不安な方は、教習所でキャッシュバック制度を利用することでかなり安く二種免許を取ることも出来ます。
教育訓練給付金制度の活用です。
✔教育訓練給付金制度とは
雇用保険の給付制度で、在職者や離職者が厚生労働大臣の指定する教育訓練を受講し終えたあと、ハローワークから受講料の20%が支給される制度です。
教習所の二種免許も対象となっているので、教習料金の20%が戻ってくるって考えたらかなり大きいですよね。
ただし、教育訓練給付金制度が使える教習所と使えない教習所があるので事前にちゃんと確認しておかないと泣きを見ます。
また、誰でも給付金を受けられるわけではありません。
自分が需給の対象者であるかどうかは、ハローワークのホームページなどで確認してみてください。
そのほか、教習所ごとに返金や値引きのキャンペーンがあるので合わせてチェックしておきましょう。
というわけで以上です。
二種免許を最安費用で取得するのなら一発試験になります。
無駄なくスムーズに取得するために、
- 問題集の活用
- 練習場でのトレーニング
- 自己アフィリエイトで軍資金調達
多少の費用はかかりますが、自己アフィリエイトでペイできるでしょう。
この記事がお役にたてたなら嬉しいです。
試験、頑張ってくださいね!
俺も教習所にいかず1発試験で大型免許と普通2種免許とりました難易度高いですが合格した時の充実感たまりませんよ