こんにちは、教官です。
先日、車を運転していたら信号待ちの車が停止線を大幅にオーバーして止まっているのを見かけました。
停止線をはみ出している車って、けっこうよくみかけますよね。
皆さんは、停止線をはみ出さないように意識して止まっていますか?
停止線は「だいたいこの辺で止まってね」っていう目安の線ではありません!
停止線は、はみ出して止まってはいけない線なのです!!
この記事を読むことで
- 停止線が引かれている目的
- 停止線での止まり方
についてマスターすることが出来ます。
停止線をしっかり守ることで、余計なトラブルも回避できちゃうのです。
煽り運転が流行っている現代で、少しでもトラブルを回避するために、ぜひとも停止線についての理解を深めていきましょう!
停止線が引かれている目的
停止線がどこに引いてあるかなんて、日頃の運転ではあまり気にしない部分かもしれません。
実は、停止線って交差点ごとに線が引かれている位置がバラバラなのです!
交差点の近くに引いてある場合もあれば、交差点からめっちゃ離れている場所に引かれている場合もあります。
なぜなのか。
その理由は、
大型車の通行を妨げないため!
普段の運転の中で一般のドライバーさんが、大型車のことを考えて運転している人って結構少ないでしょう。
多くのドライバーは、普通車の知識だけで運転しているので、大型車が曲がるときにどれくらいはみ出してくるか等、意識すらしていない場合が多いのです。
交差点で、信号の停止線がけっこう手前に引かれている場合、その線を越えて車を止めてしまうと大型車が曲がるときに邪魔になってしまうということですね。
ましてや、信号待ちのときにスマホをいじってて周りの動きに気付かなかったら、自分が邪魔しているということにも気付けずにトラブルに発展してしまうかもしれません。
信号で停止するときは、必ず停止線よりも手前で止まるように心掛けてください。
停止線での止まり方
信号待ちでの停止位置は、停止線よりも手前で止まると上記しましたが、ギリギリ手前でもあまりよろしくないのです。
「手前だからいいじゃん、間違ってないじゃん」
確かにそうなんですけど、日本の道路は基本的に狭いです。
大型車が通行できるように作られていない道路が多くあります。
なので、交差点でも停止線に被って曲がらないといけない場合もあったりするんですよねー、残念ながら…。
なので、理想の停止位置は
停止線から1m手前
この1mがマジで救いです。
大型車の立場としては、停止線から1mも余裕があるとすごーーーく曲がりやすくなるんです。
みんなが道路を気持ちよく使えるように、ぜひ、停止線から1mくらいは余裕をもって止まってみてくださいな!
停止線オーバーは信号無視!?
知っていましたか?
停止線オーバーは信号無視という扱いになることを!
教習所の検定では、赤信号で止まるときに停止線を越えた場合、信号無視という扱いで試験失格になってしまいます…。
一般のドライバーさんも、停止線を越えて止まっていた場合に信号無視で検挙されてしまうことがあるかもしれません。
というか、前例はあります。
実際に信号無視で検挙されてしまうと、
- 違反点数1点
- 反則金6,000円(普通車の場合)
- 5万円以下の罰金
が科せられてしまいます。
まぁ、ぶっちゃけ捕まった場合にはかなり運が悪いと思います。
正直、警察のノルマ稼ぎと思われても仕方がないような捕まり方ですもんね。笑
ただ、前例はありますので気を付けてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
信号の停止線は、他の車両(特に大型車)が曲がるときに必要な余地を空けるために設けられている線なんですね。
自分勝手に停止線をはみ出して、他の車両に迷惑が及ばないように気を付けて運転してみてください!
自分では気付いていないところで、他人をイラつかせて煽り運転被害に遭うケースも多く存在します。
煽り運転被害に遭いやすい運転をまとめた記事はこちら。
ぜひ、参考にしてください。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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