
免許試験を受けようとしている人

「学科試験に向けてテスト勉強がしたい。」
「試験によく出る問題が知りたい。一発で受かりたいから分かりやすい解説が付いているとありがたいです。」
そんな悩みに答えます。
この記事を書いている私は、現役の教習所教官です。
私も学科教習を担当する教官として分かりやすい解説を心掛けているので、きっと参考になるでしょう。
この記事では、試験場でのペーパーテスト対策として問題を出題していきます。
紙とペンを用意して読み進めていくことをおすすめします。
記事の後半には回答と、各問題についての分かりやすい解説も載せていますのでぜひお役立てください。
【超有料級】合図(ウインカー)に関する問題

問1【解説】
徐行しようとするときの合図の時期は、徐行しようとするときに合図をしなければならない。
問2【解説】
左折や右折と転回の合図の時期は、その行為をしようとするときの約3秒前である。(環状交差点は考えないものとする)
問3【解説】
後退するときの合図の時期は、後退しようとするときである。
問4【解説】

二輪車を運転中、右折するためこの図のような手による合図をした。(環状交差点は考えないものとする)
問5【解説】
同一方向に進行しながら進路を変えようとするときは、進路を変えようとするときの約3秒前に合図を行う。
問6【解説】

この図のように(後ろから見たもの)腕を水平に伸ばしているときは、徐行か停止の合図である。(環状交差点は考えないものとする)
問7【解説】
右折や左折の合図を行う時期は、その行為をしようとする地点(交差点で右左折する場合はその交差点)から30メートル手前に達したときである。(環状交差点は考えないものとする)
問8【解説】

このような手による合図は、徐行か停止の合図である。
問9【解説】

この図のように(後ろから見たもの)ブレーキ灯をつけるか、腕を車の外に出して斜め下に伸ばしているときは、右折か転回の合図である。(環状交差点は考えないものとする)
問10【解説】
転回するときの合図の時期は、転回しようとする地点の30メートル手前の地点に達したときである。(環状交差点は考えないものとする)
問11【解説】
右左折の行為を終わったときは、約3秒後に合図をやめなければならない。
問12【解説】
転回(右折)するときの合図の時期は、転回しようとする地点(交差点を右折する場合は、その交差点)から30メートル手前の地点に達したときである。(環状交差点は考えないものとする)
問13【解説】
環状交差点を左折するときの合図の時期は、左折しようとする地点の約3秒前である。
問14【解説】
方向指示器による合図と合わせて、手による合図は行ってはならない。
問15【解説】
右左折などの行為が終わったときの合図をやめる時期は右左折の行為が終わったそのときである。
問16【解説】
停止しようとするときの合図の時期は、停止しようとするときである。
問17【解説】
後退するときの合図の時期は、後退しようとするときの約3秒前である。
問18【解説】

この二輪車の手による合図は、左折である。(環状交差点は考えないものとする)
問19【解説】
右折をしている途中で方向指示器が戻ってしまったが、すぐに右折を完了するので出し直すことなく走行した。
問20【解説】
右方に車線変更をするとき、右側に方向指示器を出して安全を確認し、移動しながら方向指示器を消した。
【教官が教える】回答と分かりやすい解説

回答は以下の通りです。
間違えてしまった問題をタップすると問題文に戻ることができます。
問題文の上にある【解説】をタップすれば解説文に飛ぶことができます。
答えが「×」であるものを間違えてしまったのであれば、解説文をよく読んでしっかりとルールを再確認しましょう。
問1、3、4、5、7、8、10、12、15、16の解説
問題文がそのまま答えです。
問2の解説
右左折や転回の合図の時期は30メートル手前が正解!
右左折や転回をする場所が明確に決まっているので、時間よりも距離でウインカーを使った方が周りに伝わりやすいんです。
問6、9、18の解説
問6の場合は「右折」、問9の場合は「徐行か停止」が正解!
腕を水平に伸ばしているときは、伸ばしている方向に進む意思表示になります。
腕を折り曲げているときは、合図している腕と反対方向(右手で合図なら左折、左手で合図なら右折)に進む意思表示。
斜め下に腕を伸ばしているときは、左右どちらの腕でも徐行or停止の合図です。
斜め下に伸ばした腕を、前後にゆらゆら振っている場合はバックする意思表示となります。
腕が左右で違うのは、右ハンドルと左ハンドルの車が存在するからです。
問11、19、20の解説
合図は右左折や進路変更などの行為が終わるまで継続しなければなりません。
右左折の行為が終わったのなら、すぐに合図は消すようにしましょう。
右左折中に合図が消えたり、右左折後も合図が点いていると余計な誤解を招きます。
問13の解説
環状交差点に進入するときは、合図を出しません。
全車必ず時計回りに通行するので合図の意味がないわけです。
ただし、出るときには直前で必ず左合図を出すようにしてください。
問14の解説
方向指示器と手による合図は、同時活用OKです。
たとえば、夕日の反射などによってウインカーが見えにくいこともあります。
そんなときに手による合図を使えば、ウインカー単体よりも意思が周りに伝わりやすいですね。
問17の解説
後退(バック)するときの合図の時期は、後退しようとするときです。
そもそも後退の合図ってのが、バックギアに入れたときの後退灯になります。
バックギアに入れたその瞬間が、バックの合図時期になるわけです。
合図(ウインカー)のまとめ
30メートル手前から合図を出しましょう。
曲がる場所が明確なので、距離で合図したほうが伝わりやすいから。
行動する約3秒前から合図を出しましょう。
その時々で交通量やスピードが違うので、距離よりも時間で合図したほうが伝わりやすいから。
行動を起こすそのときが合図のタイミング。
- 徐行や停止はブレーキランプが合図
- 後退(バック)はバックランプが合図
最後に:当ブログはあなたを応援します

いかがでしたでしょうか?
全問正解することができれば、合図(ウインカー)の項目は完全にマスターしたと言えるでしょう。
マスターできたなら、ほかの問題にもチャレンジしてみてくださいね。
当ブログサイトでは、これから免許試験にチャレンジする方を全力応援しています。
ほかにも役立つコンテンツを用意していますので、免許試験に合格するまではブックマークしておくと良いかも。
また、最新の交通ルールをはじめとする役立つ知識を随時配信しています。
ぜひ、お見逃しなく。
この記事があなたのお役に立てたなら幸いです。