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【教官ブログ】免許証のうっかり失効が急増!原因・対策・再取得の方法を解説

免許証のうっかり失効が急増!原因・対策・再取得の方法を解説
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免許証のうっかり失効が急増!原因・対策・再取得の方法を解説
ほとけ

この記事を書いているぼくは、現役の教習所教官です。

最近、免許証のうっかり失効が急増しており、うちの教習所にもうっかり失効で免許を取りにくる人が多い印象です。

✔うっかり失効とは?

免許証の更新時期に更新するのをうっかり忘れてしまったため、免許証の効果を切らしてしまうこと。

免許更新のタイミングは、誕生日の前後1ヶ月間です。

その2ヶ月間のあいだに免許を更新しないと、「免許がなくなってしまう」ということ。

この記事では、うっかり失効が起こる要因と対策・再取得の方法について詳しく解説していきますね!

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うっかり失効が急増した原因 ⇒ 令和になったから

うっかり失効が急増した原因 ⇒ 令和になったから

いま一度、じぶんの免許証を確認してみてください。

更新のタイミングが「平成33年〇月〇日」みたいになっていませんか?

この ”平成表記と令和表記のズレ” によって、免許のうっかり失効が多発しているというわけですね。

それ以外にも、うっかり失効になる要因はいくつかあります。

  1. 住所変更をしていなかった
  2. 更新はがきが届かなかった
  3. 海外旅行で更新できなかった

などなど。

免許の再取得は、費用も時間もバカになりません。

うっかり失効になってから後悔しないように、対策方法を確認していきましょう!

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うっかり失効を防ぐための対策方法

うっかり失効を防ぐための対策方法

うっかり失効を防ぐ方法は3つあります。

  1. 住所変更手続きをすること
  2. 免許証の更新日を記録しておくこと
  3. 免許証を確認する習慣をつけておくこと

あたりまえのことですけど、その「あたりまえ」を忘れるから失効するんです。

バカにせず、やれることから始めていきましょう!

郵便局でも住所変更手続きをしておきましょう

住所変更したときに「郵便局でも住所変更手続き」をしておかないと、変更後の住所に郵便物が届かなくなります。

住所変更したあと「1年間は前の住所宛の郵便物も届く」ようになっています。

なので、その1年のあいだに郵便局住所変更手続きをしておきましょうね!

免許証の更新日を記録しておくのもアリです

手帳でもいいので免許証の更新日を記録しておきましょう。

個人的におすすめなのは「スマホのカレンダーに入力しておく」こと。

たとえ機種変更をしたとしてもデータは引き継がれるので、うっかり忘れるなんてことにはなりません。

しかもスマホに記録しておけば、指定したタイミングで通知してくれます。

そもそも免許証を確認する習慣をつけておけばOKです

運転免許証をどこにいれていますか?

もしかして、「財布のなか」にしまっていませんか?

うっかり失効になる人の多くが、財布のなかに免許証をしまっているのです。

ではなぜ、財布のなかに免許をしまうのがNGなのか。

その理由は以下のとおり!

「車を運転する=財布を持てばOK」というマインドになるので、「免許証を確認しよう」とはなりません。
じぶんの免許証を見る習慣がなくなるワケです。

更新はがきが、なにかの手違いで届かないケースも多々あるようです。

日ごろから、運転のたびに免許証を意識できる仕組みを作ることが大切。

かんたんなことで、免許証を別のケースなどに入れておけばOKです。

ぼくが使っているのはこちら。

クレジットカードと免許証をこのケースに分けて収納しているので、財布とは別に持ち歩く意識を作っています。

運転するたびに「免許証を携帯しなきゃ!」って意識がはたらくので、免許証をうっかり失効してしまうリスクを大幅に低下させることができますよ!

カードケースは安いもので1,000円しないので、免許を失効するリスクに比べたら安い投資になるんじゃないでしょうか?

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うっかり失効をしてしまったら ⇒ 6ヶ月以内なら間にあう!

うっかり失効をしてしまったら ⇒ 6ヶ月以内なら間にあう!

もしすでにうっかり失効してしまった場合の救済措置を確認していきましょう。

早ければ早いほど、条件が良くなりますよ。

①:失効してから6ヶ月以内に気付いた場合

今すぐ、地元の免許センターに連絡しましょう!

  1. 学科試験と技能試験が免除となる
  2. 適性試験に合格するだけで免許証がもどる

適性試験でやることは、視力検査くらいです。

実質、余計な費用負担はなく免許証がもどります。

やむを得ない理由があって、期限内に適性試験を受けられない場合

たとえば、病気だったり出産だったりで適性試験を受けられなかった場合にも救済措置があります。

病気や出産などの理由がなくなった日から1ヶ月以内であれば、申請することで技能試験と学科試験を受けなくてもOKになります。

申請には2つの注意点があります。

  1. 理由を証明する書類を用意すること
  2. 免許が切れて3年たってたら免除されない

日常的に運転しているのであれば、3年も放置することは無いでしょう。

とはいえ、海外出張などの理由で更新を忘れてしまうケースもあるのでご注意を。

というわけで、免許の期限切れから6ヶ月以内であれば、免許が復活するので早めに申請しときましょ!

もし6ヶ月を超えてしまっても、ちょっとした救済措置があります。

②:失効してから6ヶ月~1年以内に気付いた場合

結論からいうと、免許証は戻りません。

しかし、免許が取りやすくなる救済措置があります。

  • 適性試験だけで「仮免許」がもらえる
  • バイクなどの仮免許がない車種は失効する

つまり6ヶ月を超えてから申請した場合には、免許が戻るのではなく仮免許までしかもらえないということ。

仮免許をもらってから免許をとるまでには2つのパターンがあります。

①:免許センターで一発試験を受ける ⇒ 最安です

かんたんに言うと、テストだけを受けて合格すれば免許がもらえるってこと。

かかる費用は「試験の費用」「免許証交付手数料」「取得時講習代」で、すべて一発で合格できれば26,300円で済みます。

お、格安ですね!

教習所に通うよりも出費をかなり安くおさえられますが、難易度はぶっちゃけ高め。

ふつうに運転してもまず受からないので対策が必要です。

当ブログでは、現役の試験官を務めているぼくが試験に受かる運転方法を紹介しているので、ほかの記事もチェックしてみてくださいな。

②:仮免許持参で教習所に入校 ⇒ 免許代が半額くらい

教習所のカリキュラムは、1段階(教習所内で練習)と2段階(路上で練習)の2段構えになっています。

仮免許をもって教習所に入校すると2段階からスタートできるので、1段階分の費用がかかりません。

免許センターとちがって「慣れた車両と慣れたコースで試験ができる」ので、決まった期間で確実に免許を取り戻したい方は教習所に通うことをおすすめします。

旅行気分で合宿免許に申し込むのもアリですね!

基本的に通学よりも合宿のほうが安いですし。

合宿免許に申し込むなら、最安を比較できる比較サイトから申し込むのがおすすめです。

安く教習所に行きたい方は、こちらの記事を確認してください。

通学免許についても触れています。

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「うっかり失効」についてのまとめ

「うっかり失効」についてのまとめ

うっかり失効を引き起こすケースは次のとおり。

  1. 住所変更をしていなかった
  2. 更新はがきが届かなかった
  3. 海外旅行で更新できなかった

などなど。

正規な手続きをしていても、更新はがきが届かないケースがあるので気を付けてくださいね。

それから、うっかり失効を防ぐ方法は3つでしたね。

  1. 住所変更手続きをすること
  2. 免許証の更新日を記録しておくこと
  3. 免許証を確認する習慣をつけておくこと

スマホに更新日を記録したり、財布と免許証を別々に管理することをおすすめしています。

最後に、うっかり失効をしてしまった場合の対処法はこれら。

  1. 半年以内なら免許がもどる
  2. 1年以内なら仮免許がもらえる
  3. 1年を過ぎたら最初からやり直し…

でも、うっかり失効で教習所に来た人の多くが、「ちゃんと勉強できてとても良かった!」と言ってくれます。

長い人生ですから、安全運転の方法をあらためて確認する機会としては良いかもしれませんね…。笑

お金はかかるけど…!!

というわけで以上です。

うっかり失効にならないように、日ごろから免許証の期限には気を付けて!

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