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【プロが教える】コロナウイルスで免許更新の期間は延長できる

【プロが教える】コロナウイルスで免許更新の期間は延長できる
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【プロが教える】コロナウイルスで免許更新の期間は延長できる


免許更新したい人

免許更新したい人

「免許更新しなきゃならないのに、コロナウイルスの影響で外出するのが怖い。」

「それでも更新期間は守らなきゃならないの?」

「詳しい人の話が聞きたい。」


こんな悩みにお答えします。

この記事の内容

  • コロナウイルスによる免許更新について
  • コロナウイルスで免許失効した場合について

この記事を書いている私は、現役の教習所教官です。

コロナウイルスに関する免許の悩みや相談が、毎日のように寄せられています。

そこで、同じように悩まれている方向けに分かりやすく解説していきます。

ぜひ、最後までお付き合いください。

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コロナウイルスによる免許更新について

コロナウイルスによる免許更新について

結論から言うと、免許更新の期間は延長できます。

しかし、延長するための条件もちゃんとありますのでよく確認しておきましょう。

免許更新を延長できる条件

  • 運転免許証の有効期間が令和2年7月31日以前の人
  • コロナに感染している人、または感染防止で外出できない人

以前にも一度、コロナウイルスに関する免許証の有効期間延長手続きが実施されました。

その際に延長手続きをした人も、もう一度手続きすることが出来ます。

要は、令和2年の7月31日までに免許を更新しなければならない人は、全員が対象ということ。


注意【すでに有効期限が切れてしまった免許証は、延長手続きの対象外です】


そして、コロナに感染している人やコロナの感染の疑いがある症状が出ていること。

もしくは、感染防止のために外出できない人であること。

コロナウイルスに感染していなくても、緊急事態宣言で外出自粛エリアに該当している方々は全員が対象となります。

緊急事態宣言の非対象エリアにお住まいの方は、最寄りの運転免許センターに確認してみましょう。

まぁこんな事態ですから、どこの都道府県も大丈夫だとは思うんですけど…。

免許更新の期間は3ヶ月延長となる

上記の2つの条件をクリアした場合に、免許証の有効期間が3ヶ月延長となります。

免許証の有効期間自体が延長されるので、次の更新までのあいだも車の運転はOKということ。

延長手続きをすると、運転免許証の裏面に「新たな有効期限」が印字されます。

その日付が最終更新日となるので、忘れずに更新してくださいね。

おそらく更新期間はもう少し延長になるかも

コロナウイルスがいつ終息するのかはまだわかりません。

長引くおそれだって全然あります。

長引いた場合、その都度、この延長手続きをおこなって更新期間を延長することになるでしょうね。

免許更新の延長手続き方法

免許更新の延長手続き方法

延長手続きの具体的な方法について解説していきます。

免許更新の延長手続きは代理人でも可能です


具合が悪い人

具合が悪い人

「ちょっと咳が止まらないから免許更新に行けない…」

「まわりの人に迷惑がかかっちゃうし…。」


本人が手続きをできない場合もあるので、代理人が手続きを済ませることも可能です。

その場合、代理人の身分証と委任状を用意するようにしてください。

身分証は、免許証・パスポート・マイナンバーカード・健康保険証などが有効です。

委任状は、「更新手続開始申請書・委任状」を各都道府県警ホームページから印刷して記入してください。

免許更新に必要なモノ

  • 手数料無料
  • 運転免許証
  • 更新連絡はがき

手数料無料で手続きできるのは嬉しいですよね。

免許更新の連絡はがきに関しては、無くてもOKです。

免許更新の延長手続きは窓口or郵送で

窓口で延長手続きをされる場合

  • 警察署
  • 運転免許試験場
  • 運転免許センター

これらのいずれかに足を運んでください。

そもそもコロナ感染防止のために外出できない人が対象のはずなのに、窓口まで来いっておかしな話ですけど…。

まぁ更新手続きとは違って、数分で終わる手続きだからっていうのもあるんでしょうかね。

郵送で延長手続きをする場合


【郵送の場合、免許証の有効期間内に届かないと無効になってしまうので、早めに手続きしてください


用意するものは以下の通り。

  • 更新手続開始申請書を印刷
  • 運転免許証のコピー(裏表)
  • 更新連絡はがきのコピー(表面と1ページ目)
  • 返信用封筒

更新手続開始申請書は、各都道府県警のホームページから印刷することができます。

更新連絡はがきは、無くてもOK。

そして、返信用封筒を用意する&切手を貼り付けるので費用が発生します。

本人限定受け取り郵便で944円とけっこう高め。

普通郵便なら84円ですけど、超重要個人情報なのであまりおすすめはしません。

各都道府県警のホームページから送付先住所を確認して郵送してください。

各都道府県の免許センターに届けばOKです。

コロナウイルスで免許失効した場合

コロナウイルスで免許失効した場合

コロナウイルスが原因で運転免許証の有効期間が過ぎてしまった人もなかにはいるでしょう。

でも、安心してください。

ちゃんと措置がとられています。

  • 運転免許の失効から最長3年以内
  • 新型コロナウイルス拡大の終息から1か月以内

これら2つとも条件をクリアしていれば、免許証は返ってきます。

失効手続きをするのに、学科試験や技能試験を受ける必要もありません。


注意!有効期間を過ぎているので、車の運転はできません。免許証が返ってくるまで運転は我慢しましょう


失効手続きに関しては、コロナウイルスだから特別措置というわけではありません。

以前から、「やむを得ない理由による失効手続き」はできました。

コロナウイルスも、やむを得ない理由のひとつになるということ。

無免許運転にならないように、ちゃんと失効手続きをしておきましょう。

失効手続きの方法

詳細は都道府県ごとに異なるので、各都道府県警のホームページを確認してください。

手数料はバッチリ取られます

金額は都道府県ごとに若干の差はあります。

また、お持ちの免許の種類によっても変わってきますのでここでは一概に金額を示すことはできません。

あくまで一例ですが、東京都の場合は普通免許のみで5,300円かかります。

必要書類

  • 本籍が入った住民票のコピー(提出のためマイナンバー無しのもの)
  • 申請用写真1枚(申請書用であり、免許証用ではありません)
  • 失効した運転免許証

高齢者の場合は、

  • 高齢者講習終了証明書
  • 特定任意高齢者講習終了証明書
  • 運転免許取得者教育終了証明書

これらのどれか1つを加えて用意してください。

最後に:免許更新の延長手続きは郵送がおすすめです

免許更新の延長手続きは郵送がおすすめです

東京の鮫洲運転免許試験場では、職員にコロナウイルスの感染者が出たことで4月1日から閉鎖されています。

運転免許センターのような施設は人口密度が高くなるため、不要不急の外出じゃなくても控えるべきかと思います。

郵送による手続きが可能となったことで、コロナ感染のリスクは確実に低減させられるでしょう。

というわけで以上です。

免許の更新が間近に迫っている人の役に立てたなら幸いです。

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